【中国紅茶】金駿眉の特徴、産地、歴史・逸話

代表的な中国紅茶の一つである金駿眉について、特徴や産地、歴史・逸話などをまとめています。

金駿眉の特徴

  • 金駿眉(きんしゅんび / Jin Jun Mei)
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主な産地は武夷山国家級自然保護区。原産は福建省武夷山市星村鎮桐木村。紅茶に値段がつかず売れなくなっていた時代を打開するために、2000年代に入ってから開発された新しいお茶。

芽の部分だけ使うことで渋みを抑え、中国的高級茶のイメージに合うお茶となった。花やフルーツのような甘い香り、味わいは透明感があって冷めると甘みを強く感じる。

形状黒褐色の茶葉に
黄金の産毛が多く目立つ
水色赤みを帯びた黄金色
香り甘味のある芳醇な香り
味わい甘くまろやかでコクがある

金駿眉の産地

  • 福建省武夷山市星村鎮桐木村

星村鎮はもともと武夷岩茶の産地で、製茶の歴史は古い。紅茶発祥の地。正統な金駿眉は武夷山国家級重点自然保護区内の茶樹から収穫される。

海抜800~1500m
年間平均気温18℃前後
年間平均降雨量約2,300mm
土壌肥沃、有機質豊富

金駿眉の歴史・逸話

  • 2005年、正山堂茶業が正山小種の伝統的な製造方法を改良して新たに開発された紅茶。
  • この金駿眉が高く評価され一躍有名となったことがきっかけで紅茶ブームに。従来紅茶を作っていなかった茶産地でも新たに紅茶を開発する動きが広まった。
  • 金駿眉を500g作るのに数万もの新芽が必要。製造工程は全て手作業で行われる。
  • 金駿眉の名前の由来は、ゴールデンチップの「金」、茶が駿馬のように早く広く知れ渡ることを願った「駿」、美しい茶葉を例える「眉」。
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